障害年金について知っておきたいこと

こんにちは、しろくまです。

今回は、僕が定期的に給付を受けている障害年金について解説します。

驚く方も多いと思いますが、障害を持ってしまった方にも支給される「障害年金」というものがあります。

ここでは、その障害年金について解説していきたいと思います。

障害年金とは

障害年金とは、公的年金(老齢、遺族など)の加入者が障害を負った時に支給される年金です。

障害状態になるきっかけとなった病気や怪我を事由として、初めて診療を受けた時に加入していた公的年金によって障害年金の額が決まります。

国民年金の加入者であれば、障害基礎年金というものが支給されます。さらに、会社員や公務員の場合は厚生年金にも加入されていると思います。その場合、障害基礎年金に加えて、障害厚生年金も支給されます。

この観点からいうと、会社員や公務員として働いている方が、加護されるケースが多いと言えます。

僕の場合は、会社員として働いていたので、障害基礎年金と障害厚生年金の2種類を受給することができました。

また僕のケースでは、統合失調症で精神障害と認定されて審査が通りました。この当時は、僕が障害者に区分されるなんて思いもしなかったので、障害年金の審査が通った時はホントに驚きました。

障害年金の受給条件

障害年金を受給できる条件は以下の通りです。

障害年金がもらえる年齢

障害年金は20歳になってから請求することができます。

原則65歳の誕生日の前日までに請求する必要があり、65歳以降に障害年金の申請ができるケースはとても限定的です。

つまり、20歳から65歳未満の間に公的年金(国民年金、厚生年金)を納付していれば、障害年金を受給できる条件を1つクリアすることになります。

公的年金の支払い状況

公的年金の支払い状況も、障害年金が支給されるかどうかの判断基準になります。

それは、初診日までの前々月までの1年間に公的年金の未納がないこと。

さらに、初診日の前々月までに公的年金の加入期間の3分の2以上で年金の納付が完了あるいは免除されていることです。

つまり、きちんと公的年金を支払っていたかどうかを判断基準の一つとしているのです。

障害年金の金額はいくらか?

それでは、具体的に障害年金をどのくらいもらえるのでしょうか。

それはどの厚生年金に加入しているかどうか、障害の等級はいくつかなどの判断基準によって変わります。

障害基礎年金は定額となり、年間で言えば2級は約778,000円(令和4年度)、1級は2級の障害基礎年金の額の1.25倍になり、約973,000円程度となります。

精神障害者の区分には3級〜1級まであり、症状が軽い順に3級→2級→1級となり、1級が一番重い症状となります。

障害年金の支給額は、お給料や働いていた年月によっても変わります。

まだ20代で働いた経験が少ない場合は、貰える障害年金額も少なくなることを認識しておきましょう。

障害年金の申請の流れ

障害年金を貰うためにはの申請には、「障害認定日による請求」と、「事後重症による請求」の2つがあります。

障害認定日による請求について

普通は「障害認定日による請求」で申請を申し込みます。

これは障害認定日以降に障害年金を請求することをいいます。請求日からさかのぼって、障害認定日の翌月分から年金をもらうことができます。そのため、第1回目の支給は数ヶ月分まとまって指定した銀行口座を入るため、生活を大きく支えてくれます。

事後重症による請求について

「事後重症による請求」とは、障害認定日に障害年金に該当しなかった場合に申請する方法です。

患っている病気の症状が悪化して障害年金の対象になったときに請求することをいいます。請求日の翌月から年金をもらえ、請求するのが遅くなると、請求がおくれた分だけ、障害年金の受け取りが遅くなります。

申請時の実体験

僕の場合は、頭痛がひどく睡眠障害の発症→うつ病発症→統合失調症発症、という順番で症状が悪化してしまいました。

僕は精神障害2級で、薬を飲んでいれば基本的な生活はできます。ただ、未だに頭痛がひどい日があって、その度に寝込んでいます。

障害年金の窓口は、年金事務所に設置されているので、各地域の年金事務所に問い合わせてみてください。

ここで気をつけたいのが、年金事務所はいつでも窓口で申請を受け付けている訳ではない、ということです。

年金事務所に障害年金に関して相談する時は、予約が必要になります

この予約もすぐに取れる訳ではなく、数週間先の予約しか取れません。

それだけ、予約件数が多いということです。

障害年金の申請を考えている方は、とにもかくにも年金事務所に問い合わせて、まず相談予約を取ってください。

相談予約が取れた後、実際に年金事務所に出向いて障害年金について説明を受けます。

最初の相談の段階では、障害年金に申し込める条件を満たしているか、申請が通った場合どの程度の金額を受給できるかを説明されます。

この時に、重要となるのが、最初に病気が発症した時はいつなのか、ということです。

そこで必要になるのが、病院で作成してもらった診断書です。この診断書により、初診日を証明することができます。障害年金を受給するための条件の一つに、初診から1年半以上症状が続いているかどうかということがポイントになってきます。

なので、精神病に罹ってしまった人は、きちんと病院で症状を診てもらい、診断書を作成してもらってください。僕の場合は、きちんと診断書を書いてもらっていたので、初診日を明確に証明することができました。

その後、実際に相談にのってもらうのですが、窓口に出向くのは1回では終わりません。おそらく2回はかかります。

それはなぜかというと、初めて相談する時に障害年金審査時に必要となる医師が記載する診断書と、自分で作成しなければならない、病状を申告するための書類の2種類を渡されるからです。その書類はかなり詳細に病状を記載しなければならず、すぐその場で作成出来るものではないからです。

なので、2回は年金事務所に行かなければならないことを念頭に置いておきましょう。

また自分で作成する、病状を申告するための書類は、できるだけ詳細に記載しましょう。病状を申告する書類内容は、マークシート方式に近い形式となっているので、チェックや丸で囲むだけで済むと思われている方も多いです。

しかし、僕のように薬を飲んでいれば日常生活にとりあえずは支障がない人にとっては、申告書にチェックを入れるだけでは、何の障害も無いように思われてしまい、正確な審査ができません。

そのため、病状の詳細を記載する欄には、できるだけ正確で必要十分な状況を記しましょう。記入欄からはみ出てしまうくらいに詳細に書く方が良いと思います。

かくいう僕も2回目の相談に行った時に、病状申告書を提出したら、「これでは普通の人と何が違うのか分からないので、病状を詳細に書いてください」と注意を受けて、書き直しをくらいました。

相談を受ける側も、ただ流れ作業で、対応している訳ではなく、きちんと申請が通るようなサポートをしてくれるので、気になることは何でも相談してみると良いでしょう。

ここでポイントとなる必要書類を整理すると、

1回目の相談の時は、その病気を発症した日付が分かる初診診断書、2回目の相談時には現状が分かる医師が記載する診断書と自分で作成する書類が最低限必要です。

ただ、必要な書類が揃わない場合、例えば初診日を証明する書類が無い場合などは、障害者認定をする段階で、別の必要書類を揃えなければならないこともありえます。

ここで記載した内容は、あくまで参考としていただき、詳しくは最寄りの年金事務所までお問い合わせせすることオススメします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここまで、障害年金とは何か、支給される額はどの程度かなど、障害年金について解説してきました。

この記事の内容をまとめると以下の通りとなります。

  • 障害年金とは、障害を持った場合に、支給される公的年金の一つ。
  • 障害年金を受給するには公的年金加入者であり、かつきちんと公的年金を納付していた実績が必要。
  • 障害者として認定されるには、対象となる病状が1年半継続していること。

精神疾患でも、その症状が継続している場合は、障害年金受給の対象となります。

もし、自分もその条件に当てはまるならば、とりあえず、主治医と最寄りの年金事務所にご相談ください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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